私は現在2児のママです。
協同の苑「K-maisonときめき」の特養で7年間働いていましたが、結婚して子どもを授かり、2回目の育休をいただきました。その後、今年の春からときめきのデイサービスに再復帰しています。
心強いことに、「ときめき」にはいきいきと働く先輩ママがたくさんいます。ちょうど私と同時期に、もう一人妊婦さんが働いていました。私と同じように、育休の後職場復帰した方も多く、ママならではの悩みを共有したり、子育てのコツを教わったりと仕事以外の会話も自然と弾みます。妊娠中は、9ヵ月まで働いていましたが、シフトを毎回誰かとペアになるように配慮してくれたり、ゲストを抱きかかえてのケアが必要な場合は、上司や同僚ができるだけ負担が掛からないように助けてくれたりと、周りの方々に支えられながら安心して働くことができ、感謝しています。
協同の苑では、皆が働きやすい職場環境の土壌がしっかりと根付いています。復帰してからは時短で働き、子育てと仕事を両立することができる、女性にやさしい職場です。
就職活動の際、どの施設を受けようか迷っていましたが、最終的に協同の苑に決めたのは、母の一声がきっかけでした。私は、生まれてからずっと伊丹市に住んでいて、母も同じく、私が生まれる前から伊丹市で暮らしています。
その母に、どこで働こうかと相談した際、協同の苑の「ときめき」を勧められたんです。母以外にも「ときめき」の良い評判を聞くことがあり、「地元の人がそう言うのなら、絶対に安心だ!」と、ここを受けることに決めました。
多くのボランティアの方々に支えられていることも、「ときめき」が地域に根付く理由のひとつ。
イベントや行事がある際は、ボランティアの皆さんもパワフルに立ち回ってくださり、皆一緒になって楽しんでいます。私自身も学生時代にここにボランティアに来たことがあり、ちょうどその時、デイサービスで運動会が行われていました。ゲストも職員も大きな声を張り上げて、場内は大興奮!デイサービスはゲストが毎日入れ替わるので期間は一週間設けられていたのですが、来る日も来る日も、盛り上がりが衰えることがなかったことには本当に驚いたのを覚えています。
私が働くこの施設の名前は「ときめき」と言いますが、私はこの名前をとても気に入っているんです。と言うのも、本当にここにはたくさんのボランティアの方々の愛や、私たち職員の愛、そしてゲストの方々の愛に包まれていて、文字通り心打つような「ときめき」があると、入職以来ずっと私自身が強く感じるからです。
「愛と協同」という理念にも深く共感していて、長年勤めるなかでも、その理念が息づいていることを、毎日共に働く同僚たちの姿からも感じ取ることができます。
「とにかく介護の仕事に就きたい」と考えていた私は、この仕事を通して様々な経験をさせていただきました。
復帰してからデイサービスで働き、特養とは違う部署で働くことで、私のなかで「介護とはなにか」が明確になった気がします。介護は目の前にいる「人」を支えること。引っ張っていくでもなく、背中を押すでもなく、人に寄り添い、支えること。
そう考えると心が温まり、この仕事に就いて本当に良かったと思っています。